令和6年分確定申告が絶賛開催中

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現在、令和6年分(2024年分)の確定申告が開催中です。確定申告に関しては毎年細かい規則が変更されていているため、毎年自力で申告で行っているという方でも事前のチェックがかかせません。 以下大まかな注意点をまとめていました。なお詳細・確実な情報は国税庁公式サイトでご確認ください。 申告期間 2025年2月17日(月)~3月17日(月) 所得税・贈与税の申告期限:2025年3月17日(月) 消費税の申告期限:2025年3月31日(月) 変更点・ポイント 1. 所得控除額の変更 2024年分の税制改正により、一部の所得控除額が変更される可能性があります。 詳細は国税庁の公式発表を確認。 2. e-Taxの利用推奨 e-Tax(電子申告)の利用者には控除額の優遇あり。 マイナンバーカードとICカードリーダーを活用すると便利。 3. 医療費控除の申請 「医療費控除の明細書」 の提出が必要。 領収書の提出は不要だが、5年間の保管義務 あり。 4. 副収入の申告漏れに注意 フリマアプリ、オークションサイト、暗号資産の利益も申告対象。 申告漏れが指摘された場合、追徴課税の可能性あり。 5. ふるさと納税のワンストップ特例 5自治体以内なら確定申告不要。 6自治体以上の場合、確定申告が必要。 申告方法 郵送の場合 2025年3月17日(月)消印有効 e-Taxの場合 2025年3月17日(月)24:00までに送信完了 事前に利用者識別番号を取得する必要あり。 期限後申告のペナルティ 無申告加算税 や 延滞税 が発生する可能性あり。 期限内の申告を厳守。 参考リンク 国税庁公式サイト

取引設定

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取引設定では、経費に関する設定を行います。 業種によって必要な経費は異なりますので、使いそうな経費の科目だけを選びます。 取引設定ウィザード 取引設定ウィザードを起動します。 ▲「取引設定」画面ではこれから行う作業の概要が説明されています。 ▲「経費情報の設定:水道光熱費」では水道光熱費の設定を行います。電気代、ガス代、上・下水道代などのなかから、経費として算入できそうなものにチェックを入れます。 ▲「経費情報の設定:旅費交通費」では旅費交通費の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:通信費」では通信費の設定を行います。電話代、携帯電話代、インターネットプロバイダー料などは多くの業種で必要経費として認められるかもしれません。 ▲「経費情報の設定:租税公課」では租税公課の設定を行います。聞き慣れない言葉ですが税金や公的な罰金を組み合わせた言葉のようです。 ▲「経費情報の設定:荷造運賃」では荷作運賃の設定を行います。宅配便や小包を仕事で使うという方はチェックを入れておきましょう。 ▲「経費情報の設定:広告宣伝費」では広告宣伝費の設定を行います。チラシや粗品など、仕事に必要な広告のための費用を選択します。 ▲「経費情報の設定:接待交際費」では接待交際費の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:損害保険料」では損害保険料の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:修繕費」では修繕費の設定を行います。修繕費は建物や機械、自動車などの修理に必要な場合の経費を算入する場合に使用します。 ▲「経費情報の設定:消耗品費」では消耗品費の設定を行います。消耗品費などの中には、事務用品(文房具等)やパソコンソフト(10万円未満)など、使う事が多そうな科目が含まれています。 ▲「経費情報の設定:福利厚生費」では福利厚生費の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:地代家賃」では地代家賃の設定を行います。事務所を賃貸している場合は必要となります。 ▲「経費情報の設定:車両費」では車両費の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:支払手数料」では支払手数料の設定を行います。 ▲「経費情報の設定:雑費」では雑費の設定を行います。 ▲「設定内容の確認」ではこれまで設定した情報を確認できます。よく確認して良さそうならば「登録」をクリックします。 ▲取引設定が完了しました。「完了」ボタンをクリックすれば導入に必要な設定が全て終了した事になります。

費用の按分

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自宅を仕事場として使っている場合、水道光熱費や家賃を全て経費として計上することはできません。普段の生活で使っている部分が含まれているためです。 やよいの青色申告には、事業で使っている割合だけを経費として計上するための家事按分機能が搭載されています。 家事按分機能の使用方法 やよいの青色申告の家事按分機能では、月々の経費を全額経費としていったん入力しておき、年末の決算仕訳で使いすぎた分を事業主貸として返却します。 月々の経費の入力 水道光熱費として11/5日に6000円、12/5日に5000円を口座振替で支払った例を考えます。 ▲ほんとうは毎月支払いが存在するはずですが説明を簡単にするために省略しています。 家事按分の実行 家事按分機能を実行します。 ▲「決算・申告」タブの「家事按」分アイコンをクリックして実行します。 家事按分振替ウィンドウが開きます。 次のように入力します。按分の割合は時間や面積などから適切に定めます。 勘定科目: 水道光熱費 事業割合: 25% 家事割合: 75% 入力が済んだら「集権」ボタン、「仕訳書出」ボタンをクリックします。 ▲仕訳日記帳の最後、期間で「決」を選ぶと決算仕訳が書き出されている事が分かります。

固定資産

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取得額が10万円以上の備品は固定資産として扱う必要があります。 固定資産は購入した年に全額経費として処理することができませんので、毎年少しずつ費用を計上していくことになります。この処理は減価償却と呼ばれかなり手間が必要な作業となります(やよいの青色申告には固定資産を扱う機能も備わっていますが…)。 ただし、取得額が10万円以上20万円以下の固定資産は、一括償却資産として3分割して3年かけて費用を償却することができます。この範囲内の物を購入した場合、一括償却資産として計上したほうが簡単です。 一括償却資産の償却処理 6/20日に現金で15万円のノートPCを購入した場合の処理を考えます。 購入時の仕訳 購入した際は仕訳日記帳で以下のような仕訳を入力します。 仕訳の内容は以下の通りです。 日付: 6/20 借方勘定科目: 一括償却資産 借方金額: 150,000 貸方勘定科目: 現金 貸方金額: 150,000 摘要: ノートPC 固定資産の登録 決算時にはまずこれを固定資産として登録します。「拡張機能 > 固定資産管理 > 固定資産一覧」で固定資産一覧を表示し、右クリックメニューで「新規作成」を選択します。 固定資産の新規登録ウィンドウでは以下の内容を入力します。 減価償却資産の名称等: ノートPC 数量: 1 取得年月日: R01/06/20 取得価額: 150,000 取得方法: 一括償却 入力が終わったら「登録」ボタンをクリックします。 固定資産一覧表に反映されました。 一括償却資産の設定 さらに青色申告決算書に一括償却資産の情報反映させるために次の作業を行います。「拡張機能 > 固定資産管理 > 一括償却資産一覧表]で一括償却資産一覧表を表示し、右クリックメニューで「一括償却資産設定」を選択します 一括償却資産登録ウィンドウが表示されるので、当期の「本年分普通償却費」に5万円と入力します。これは取得価額の1/3での金額が償却されるという意味です。 決算仕訳 最後に仕入日記帳で決算仕訳を登録します。 仕訳の内容は以下の通りです。 仕訳のタイプ: 決算 借方勘定科目: 減価償却費 借方金額: 50,000 貸方過剰科目: 一括償却資産 貸方金額: 50,000