ここでは少し分かりづらい仕訳をどのように入力すれば良いのか、いくつかピックアップして説明したいと思います。

源泉徴収された金額が報酬として振り込まれた

売上として30万円を請求したところ、源泉徴収された金額27万円が口座に振り込まれた場合を考えます。このような仕訳は一行で済ますことができないので「振替伝票」を使って複合仕訳を行います。

まず源泉徴収されていない場合の仕訳は以下の通りとなります。

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▲このままだと振り込まれた金額が30万円となり実際に振り込まれた金額27万円とつじつまがあいません。そこでこの項目を振替伝票に変換します。

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▲日付のあたりを右クリックして「振替伝票に変換」を選択します。

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▲振替伝票の登録画面で、普通預金の借方金額を27万円に変更します。その下に以下のような行を追加します。

  • 勘定科目: 事業主貸
  • 補助科目: 源泉徴収税
  • 借方金額: 30,000

貸借バランスが「0」になると登録可能です。良ければ「登録」ボタンをクリックします

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▲売掛帳の画面に戻ると、タイプが「[振伝]」に、相手勘定科目が「諸口」に変換されていることがわかります。

これで完了です。